ラブドールとの入浴
ラブドールの素材の特性上、素材から油がにじみ出てきます。この現象は出血と呼ばれます。出血するとべたつき、気持ち悪くなります。お風呂は月に1回くらい入浴させれば気持ち悪さがとれます。中性石鹸を使用して体をします。この時点ですすぎが不十分な場合、洗剤が残ります。そうすると、劣化の原因となる場合があります。お湯で洗うのに時間をかけてください。
ラブドールとの入浴の注意点
1
ほとんどのラブドールは下地にメイクが施されている状態であります。
その為、シャワーをドールの顔に当ててしまうとメイクが流されてしまったり、体を洗っている最中に洗剤が飛び散り顔についてしまうと、その部分だけ化粧が剥がれてしまう事があります。ご自身でメイク直しが出来る方は、お風呂上がりに再度化粧をし直す事も可能ですので、その場合はあまり気にしなくても良いでしょう。
2
ラブドールは、基本的に頭(ヘッド)が取り外し可能なタイプになっているものが多いです。ラブドールにシャワーを当てる際、ジョイント部分に水がかかってしまうと、その水が原因でジョイント部分が錆びついてしまったり、最悪の場合はジョイント部分から体の内部に水が浸水してしまい、骨格部分の故障(骨折)の原因になる事もございます。水が浸水しないように気をつけましょう。それ以外にも自立型のラブドールの場合は、足の裏にも浸水ポイントが有りますので、湯船につける事は控えることをお勧めします。
3
お風呂の水の温度は、素材がシリコン製とTPE製のラブドールで、変わります。シリコン製ラブドールは、水温に関係なくお風呂に入れれます。これは、シリコンが耐熱性で高温に耐えることができるため、煮沸・殺菌できるのも不思議ではありません。しかし、TPE製のラブドールは、シリコン製のラブドールほど耐熱性が高くありません。極端に高い水温は、溶け始める事も有るので注意が必要です。
4
洗った後、タオルで拭いてよく乾かしてください。タオルで拭いている時にラブドールの爪は案外剥がれやすいので、注意は、必要です。よく乾かさないで水が残っていると、使用されている金属が錆びてしまうためです。それらを素早く乾かすためにヘアドライヤーを使用したいかもしれませんが、ドライヤーを使用する場合は、熱でお肌にダメージを与える恐れがありますので、使用しないようにご注意ください。乾燥後、ベビーパウダーを肌に塗るのが一番です。ベビーパウダーを塗ることで、なめらかで心地よい感触を維持できます。また、油のにじみ出てくる出血を効果的に防ぐことができます。