ラブドールが作られている素材として大きく分けて、シリコン製のラブドールと、TPE製のラブドールが、大半を占める感じになっております。TPEとシリコンどちらにもメリットとデメリットが有ります。今回は、TPE製のラブドールのメリットや、デメリットをお話しします。
メリット
TPE製のラブドールは、柔らかな感触と伸縮性にあります。シリコンの短所をカバーできているので注目されたわけです。その触感は、まるで本物の女性の肌を触っているかのような錯覚を覚えます。やわらかくいろいろな格好に対応できて、多少無理な態勢をとってもシリコンのように裂ける危険性も低いのが、TPEの特徴です。実際に抱いて楽しむラブドールですから、抱き心地の良さや人間の体のように自由に動くことは重要です。素材の柔らかさを利用して、ゼリーの様な柔らかな胸つくることも出来ます。その上柔らかく伸縮性が高いため、ひざやひじを容易に曲げることができます。人間のような動きを再現でき、体位を変えるのもよりスムーズに行えます。シリコン製のラブドールよりも、同じ身長で、スタイルも同じならば軽い物が多く移動の際に負担が少ないです。一番のメリットは、シリコン製のラブドールよりも、価格は、安く、プニプニした柔らかさを楽しめます。
デメリット
TPE製のラブドールは、柔らかい素材なので、傷つきやすいです。持ち運ぶ際には注意が必要で、軽い部分をもって持ち運ぶと全体重がかかってしまって、擦れたり引きずってお尻を傷つけてしまう事例が多いようです。内部から油分染み出してくるブリード（出血）が、しやすく、ゴムのような独特な匂いがする場合があります。ブリードと、ゴムのような独特な匂いは、ベビーパウダーを塗ることで、少しは、抑えることが出来ます。TPEは熱に弱いため高温多湿な場所で保管することは避ける必要があります。ブリードが出たり型崩れをしやすくなるからです。TPE製のラブドールは、シリコン製ラブドールよりも造形的なリアルな感じは、少し劣るのが一番のデメリットかもしれません。
知り合いにTPE製のラブドールを所有していた人が、夏場にラブドールをベットに寝かせたまま長期出張に出かけて、帰って来たらブリードで、布団がダメになってたという話を聞いた事が有ります。
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