ラブドールを知らない人にラブドールと言えば、空気で膨らますダッチワイフをイメージする人が多いと思います。ラブドールを知っている人では、シリコン製のラブドールとTPE製のラブドールの2種類が主流だという事は、ご存知だと思いますが、それ以外にも違う素材のラブドールも有ります。今回は、色々な素材のラブドールの紹介です。
シリコン素材
シリコンは医療の現場でも使われている素材で、毒性もなく、安全性は万全といえます。経年劣化はどうしても避けられませんが、かなりそのペースは緩やかです。メンテナンスをしっかり行えば、1回購入すると10年以上愛用することも可能です。基本的に熱に強いです。100℃の熱湯にも耐えられるので、一緒にお風呂に入るプレイが可能です。強度が高く、もし誤ってラブドールを落下させても、傷がつきにくいです。シリコンは、造形しやすい素材の為、人間の表情や体型などの細かい個性のバリエーションを表現する事が出来ます。日本国内生産のラブドールの多くがシリコンで作られているといわれています。メーカーによって柔らかさは違い、感触は違っています。伸縮性が、少ない為に、可動域が狭い感じがする事が有ります。摩擦強度は高いが引き裂き強度は低く動かないのに無理に態勢を作ろうとすると裂けてしまう事が有るので、注意が必要です。医療用のシリコンを使用していて、品質にもそれなりにこだわっている為に、価格が高い高級なモデルが多いです。
TPE素材
新素材の熱可塑性エラストマー (TPE) はシリコンより安価で柔らかいため、最近はよく使われる素材です。柔らかな感触と伸縮性が有り、シリコンの短所をカバー出来ており、多少無理な態勢をとってもシリコンのように裂ける危険性も低く、柔らかく伸縮性が高いため、ひざやひじを容易に曲げる事が出来ます。シリコン製よりも同じ体型なら軽くて、収納や移動の際も負担が少なくて済みます。柔らかい素材なので、傷つきやすく、ゴムのような独特な匂いがする場合がありますし、内部から油分染み出してくるブリード(出血)が、出やすいです。に弱いため高温多湿な場所で保管することは避ける必要が有ります。ブリードが出たり型崩れをしやすくなるからです。シリコン製ラブドールよりも造形的なリアルな感じは、少し劣る感じが有ります。
ソフトビニール(ソフビ)素材
軽くて持ち運びやすいし、価格が安いです。触り心地は柔らかい部類に入る素材ですが、人体に近いとはいえず、乳房なども固いという欠点が有り、マネキン人形の様な感じさえ有ります。子供のおもちゃにも使われる素材です。
ポリエステル・ポリウレタン素材
空気で膨らますダッチワイフ使われている素材ですが、人体に近いとは思えない手触りです。空気で膨らますタイプのダッチワイフ使われているいるので、軽くて、空気を抜けば、小さくたためます。パンクする事も有ります。
ポリウレタン混合綿素材
軽くて持ち運びやすいし、価格が安いです。ぬいぐるみに使われるような素材で、人間の肌とはかけ離れています。
低反発ウレタン素材
他に似た素材で軟質ウレタン素材というのも存在します。軽くて持ち運びやすいし、価格が安いです。枕やぬいぐるみに使われるような素材で、人間の肌とはかけ離れています。
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